第46回日本医用画像工学会大会

ご挨拶

大会長ご挨拶

大会長:小橋 昌司

大会長
小橋 昌司 (兵庫県立大学)

プログラム委員長:原口 亮

プログラム委員長
原口 亮 (兵庫県立大学)

第46回日本医用画像工学会大会(JAMIT 2027)を、2027年7月29日(木)から31日(土)までの3日間、アクリエひめじ(兵庫県姫路市)にて開催いたします。

本大会のテーマは、「最先端イメージングと専門知の融合、そして実装へ」といたしました。このテーマには、最先端の医用イメージングと多様な専門知が姫路の地で出会い、その成果を医療の革新と実装へつなげたいという思いを込めています。医用画像工学は、画像を取得する技術、画像から有用な情報を引き出す技術、さらに、得られた知見を診断・治療や医療現場の支援へとつなげる技術が一体となって発展してきた分野です。日本医用画像工学会もまた、医学、工学、物理学、情報科学などの異なる専門分野を結び、わが国の医用画像研究の進展に貢献してきました。

近年、深層学習、生成AI、基盤モデル、マルチモーダル解析などの技術が急速に進展しています。AIは、画像解析や診断を支援するだけでなく、治療、予防、リハビリテーション、在宅医療など、医療そのものの在り方にも変化をもたらしつつあります。その中で、画像は医療とAIを結び付ける重要な役割を担っています。

ここでいう医用画像は、MRI、CT、単純X線、超音波、内視鏡、病理画像など、従来から用いられてきた画像だけに限られるものではありません。リハビリテーションや日常生活を対象としたコンピュータビジョン、家庭用医療機器やウェアラブル機器から得られる画像・映像、術中画像ナビゲーション、医療ロボットとの融合など、その対象と応用領域は大きく広がっています。今後も、新たな技術や臨床上の課題と結び付くことにより、医用画像工学の可能性はさらに広がっていくものと考えています。

一方、優れた技術を実際の医療に役立てるためには、性能の向上だけでなく、臨床的な価値、安全性、説明可能性、運用方法、規制、倫理などについても検討する必要があります。本大会を、最先端のイメージング技術と多様な専門知が出会い、基礎研究から臨床応用、医療機器・システム開発、社会実装に至るまで、幅広い研究課題について議論できる場にしたいと考えております。

異なる分野の研究成果に触れ、互いの知見や課題を共有することは、それぞれの研究をあらためて見つめ直し、さらに深める契機になるものと思います。本大会での交流から新たな研究課題や共同研究が生まれ、医療現場への実装に向けた一歩につながることを期待しております。

プログラムでは、特別講演、チュートリアル講演、シンポジウム、若手研究者による企画、一般演題などを予定しています。研究者、医療従事者、企業の皆様がそれぞれの知見を持ち寄り、率直に意見を交わすことのできる場としたいと考えております。また、学生や若手研究者にとっても、新たな視点やつながりを得る機会となれば幸いです。
開催地である姫路とその周辺にも目を向けますと、近隣の播磨科学公園都市には大型放射光施設SPring-8があり、旧姫路工業大学から現在の兵庫県立大学へと受け継がれてきた研究基盤のもと、高分解能X線CTをはじめとする先端的なイメージング研究が進められてきました。このような先端研究が積み重ねられてきた地域に研究者が一堂に会し、医用画像の新たな可能性を議論することには、特別な意義があるものと考えております。

会場となるアクリエひめじは、JR姫路駅から徒歩圏内にあります。姫路には、世界文化遺産・国宝の姫路城をはじめ、歴史や文化を感じられる場所が数多くあります。学術的な議論と交流に加え、姫路の街並みや食文化もお楽しみいただければ幸いです。

多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。

2026年7月

第46回日本医用画像工学会大会
大会長 小橋 昌司 (兵庫県立大学)
プログラム委員長 原口 亮 (兵庫県立大学)

学会長ご挨拶

学会長:佐藤 嘉伸

会長
佐藤 嘉伸 (代表理事)

第46回日本医用画像工学会大会(JAMIT 2027)は、2027年7月29日(木)から7月31日(土)までの3日間、アクリエひめじ(JR姫路駅から徒歩約10分:屋根付き歩行者デッキ直結)において、小橋昌司先生(兵庫県立大学)を大会長として開催されます。

本大会のテーマは、小橋大会長により「最先端イメージングと専門知の融合 そして実装へ」と掲げられました。本テーマには、本学会の特色であるイメージング技術とAIをはじめとする情報科学の融合を通じて、新たな医用画像工学を切り拓くとともに、その成果を医療現場や社会へ実装していくという強い思いが込められています。

本大会が、教育、研究開発、臨床医学など幅広い分野の研究者・技術者・医療従事者が一堂に会し、最新の研究成果を共有するとともに、分野横断的な交流を深め、新たな連携や社会実装につながる活発な議論の場となることを期待しております。

多くの皆様にご参加いただき、本大会が医用画像工学分野のさらなる発展に貢献する実り多い機会となることを心より願っております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

一般社団法人 日本医用画像工学会 (JAMIT)
会長 佐藤 嘉伸 (代表理事)